2012年6月2日土曜日

「信号待ちがつらい…」そんなあなたには「マインドマップ」がオススメ!

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こんにちは。毎日必ず車に乗ってしまう運動不足の@じゅりんです。

車に乗っている方限定になるかもしれませんが、運転していると「信号待ち」の時間にイライラっとしてしまうことありませんか?

  • まだ信号変わんないの!?
  • 急いでるのに…!

中には見切り発進してしまう人も見かけるほど、人は「待つ」という時間が苦手なようです。

でも、この時間、イライラするだけの時間にしておくにはもったいなさすぎます!

実はこの「信号の待ち時間」こそが、学習を猛烈に加速させるプラチナタイムになりうるのですから…

「信号待ち」は究極の「タイムプレッシャー」

皆さんにも経験があるはずです。

  • 学生時代、テスト前日の一夜漬け
  • 締め切り前の火事場の馬鹿力

締め切りが近づくほどに集中して取り組むことができませんか?逆に特に締め切りのない仕事や勉強をしていると、ついついダラダラとなってしまいませんか?

人間は「制限時間を設ける」ことによってパフォーマンスを大きく引き上げることができると言われています。

しかも、その制限時間は「本来必要と見積もった時間」よりも「短い時間」を設定することにより、さらに効果を高めることができます。

こういった効果のことを「タイムプレッシャー」(締め切り効果)といいます。

 

つまり、「信号待ち」の時間を「学習時間」と考えると、どうでしょう?
「学習時間」として、これほど短いものもないと思いませんか?

最低でも「5秒」おきには信号を確認する必要があると個人的には思います。しかも、信号が変われば即発進しなければならないのですから、実質使える時間は「30秒」もないのではないでしょうか。

つまり、「信号待ち」の時間は、究極の「タイムプレッシャー」として利用することができるのです。

「3秒学習法」には「マインドマップ」

最低でも「5秒」おきには信号を確認しなければならないのですから、実質目を他にやれる時間は「3秒」程度しかありません。

だからこそ、ここでオススメしたいのが「マインドマップ」なのです。

マインドマップとは

描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。

思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされ、注目され始めている[要出典]。

人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造(コリンズとキリアンら)によく適合しているので理解や記憶がしやすいと言われている。

wikipedia「マインドマップ」より引用

実際にぼくがかいているマインドマップの例を挙げると、こんな感じです。

マインドマップ例

このマインドマップは読書メモとして1冊の本をまとめたものです。

マインドマップには色々な使い方がありますが、特に今回取り上げたい特徴としては、

  • かなり膨大な情報であっても、A4の紙面1枚でまとめられる。
  • キーワードが全てつながっているので、関係性がすぐわかる。
  • 全体像を俯瞰して捉えることができる。

ということです。

これらの特徴を活かすのが、「3秒学習法」です。

やることは単純です。

信号待ちの「3秒学習法」

  1. 助手席にマインドマップを置いておく。
  2. 信号で停まったら、マインドマップを手に取り「3秒間」見る。
  3. 3秒後、信号(反対車線の歩道がオススメ)を確認。
  4. 信号に変化があったら、マインドマップを置いて運転準備。
  5. 変化がなければ3.に戻って繰り返し。

たったこれだけです。

たったこれだけですが、ものすごい効果があります。

「タイムプレッシャー」

前述のとおり、たったの「3秒」しかありませんし、信号待ち全体でみても「30秒」あるかないかですから、とてつもなく集中力を高めることができます。

脳は「未完成」を嫌がる(「完成」させたがる)

どんなに集中したとしても、全てを把握し理解することは、まず不可能です。しかし、それでいいんです。

人間の頭は基本的に「知りたがり」にできています。目の前に答えがあるのにそれを知ることができないと、すごくイライラします。(運転中は絶対にマインドマップを見てはいけないので)
この「答えが欲しい!」という飢餓感が、記憶力・理解力・知ったときの充足感を猛烈に高めてくれるのです。

マインドマップでは、答えを知る段階でもすぐに見つかりますし、関係性もばっちり把握できます。

信号待ち毎に「繰り返し効果」

分厚い参考書をしっかりと1回やりきるよりも、ざっくりと何度も繰り返す方が効果的だと言われています。そもそも分厚い参考書をしっかりと何度もやろうとしたら…時間がいくらあっても足りません。

だからこそ「マインドマップ」を作り、要点を何度も何度も繰り返すことが大切なのです。

マインドマップだからこそ、「短時間」で「全体像」を「何度も繰り返して」学習することが可能になるわけです。

まとめ

この「3秒学習法」始めると、「信号待ちでイライラしなくなる」というよりも、「信号が待ち遠しい」「もっと赤信号でいてくれ…」状態になります(笑)

実際にぼくが一人で運転するときには、ほぼ必ず助手席にマインドマップのファイルかノートを置いています。

過去に「ITパスポート試験」を受験したときにも、勉強を始めたのが約2週間前となかなかふざけた状態でしたが、とりあえずマインドマップを作って、朝夕の車の中で「3秒学習法」をするのがメインの勉強で、あっけなく合格しました。

その時に作ったマインドマップの一枚がこんな感じです。

マインドマップ(ITパスポート)

あなたも「信号待ち」を学習のプラチナタイムにしてみませんか?
本当にオススメですよ♪

ただし、車の運転には細心の注意を払ってくださいね。